ZVIK camera

タイトル適当。
xapp794-1080p60-cameraをちょっと前に弄ったからそのときのメモを。
Zynq(z702) Video and Imaging Kitの付属カメラ使って、
カメラ入力をそのままHDMI出力するだけの簡単なもの。

ライセンス

まず、ライセンスが必要だから取得して下さいと書いてあるけど、
ドキュメントで指定されているのに加えて、
今から試すならDefective Pixel Correctionも追加で取得の必要がある。
更についでに言うとVivado 2014.1だとこのDefective Pixel Correctionと
Image Statistics(だっけ?)が廃止されていたりする・・・・
これ、同等のデザイン作りたかったらどうすればいいのでしょうね?

TCL

ドキュメントはVivado 2013.2が想定されているのだけど、
2013.3以降だと恐らくいくらかTCLスクリプトの修正が必要。

  • 変数board に指定する文字列。TCLコンソールで"get_boards"を実行して、そこから選択する。
  • IPのインスタンス化でいくつかバージョン違いによってエラーが発生する。IP Catalogからバージョンを確認して、適宜修正をする。
  • 2014.1 の場合はライセンスの項でも書いたようにいくつかのIPが廃止されている。当該IPを削除してつなぎ変えが必要*1
  • 2013.3 以降ではProcessing Systemのボード設定が自動化されないため、インスタンス直後にプリセットを適用する必要がある*2
  • WindowsならCドライブ直下にしとかんとPATH長の制限で合成エラーになるかも

SDK

特に何も考えずに行けた

boot.bin

ドキュメントの生成箇所の指定ファイルがパッケージに同梱のもの・・・
これまでのフローで生成したものに差し替える。

以上で一応自力ビルドと動作確認ができた(はず)。何か忘れているかもしれん。。。

*1:本当は代替IPを入れるべきなんだろうけども・・・

*2:参考: http://japan.xilinx.com/support/answers/58425.html これやらんとSDKでエラー発生